2か月続いた英会話習慣が途切れて学んだこと

6月から8月半ばまで、オンライン英会話のキャンペーンプログラムの流れにのって、2か月連続で英会話習慣が続いていました。しかし、余裕がなくなったある日を境にパタリと途切れました。「やりたくない」と思う日も必死こいて続け、それが逆に重荷にもなっていたのでしょう。習慣が途切れた日から1週間近く、「早く受けなきゃ」と焦りつつも再開することはありませんでした。

今は元のサイクルに戻ったのですが、ふと今回の体験を書いてみようと思いました。英会話をやめてしまったけどまた始めたい、と思っている方がいたら、体験談として参考にしてもらえたりしたら幸いです。

最初に、私のなかで大切だと思ったことの結論を書くと、「外れてしまったトラックに戻る」この一点に尽きるのかなと思いました。

再度習慣化するのに役立った方法

5分でいいから、まず授業を

一番きいたのは、こちらです。まず、逃げているものに立ち向かうこと。

…とはいいつつ、私が利用している英会話は1コマ最大25分なのですが、再開するとき、25分もしゃべり続ける自信がなかったです…。そこで、ハードルを一番低いところに下げ、一番短い授業時間5分である日とってみました。この授業後、授業を受ける日、受けない日が交互に数日続きます。でも1週間近く経った今、どうにかそれまで続けていた1日2コマ、50分の元のサイクルに戻ってきました。

英語に関わらず、私の場合、長く続けていたことを一度やめてしまうと、再開したり、再度習慣化するのによく時間がかかります。続かなかったことを恥ずかしいと思っているところもあるのか、元の目標や習慣は、考えたくない、逃げたいものに変わっていってしまいます。

今回はそうなることは避けたかったので、「5分」という歩み寄れそうな距離から距離を詰めてみました。ハードルが低いと大概「案外いけるじゃん」と思え、下の「外堀作戦」も利用して、自分を騙しだまし進みたい方向に導いていきました。

外堀を埋める

私は英会話をやめると、リスニング、発音矯正アプリなど他に続けていたこともやめてしまう傾向があります。今回は、英会話をやめ、発音矯正アプリをやめ、少しずつリスニングもやめ、結局全てやめてしまいました。

そんな自分が嫌で、でも英会話を再開する気にはなれなくて、今回はまず外堀を埋めようと、リスニングから再開した気がします。以前よく聞き流していたWNYCのアプリをとりあえずかけ、元の生活にひっそりと戻す作戦でした。

WNYC | New York Public Radio, Podcasts, Live Streaming Radio, News
WNYC is America's most listened-to public radio station and the producer of award-winning programs and podcasts like Radiolab, On the Media, and The Brian Lehre...

これがききました! そして「1分でもいいから」と自分を納得させて、それまで続けていた発音矯正アプリも試してみました。

AI英会話アプリ ELSA Speak
英会話の上達が実感できる AI 英会話アプリ

1分始めると、不思議と「もう少し」と続けたくなるもので、自分を騙しだまし導く作戦はどうにか成功しました。こうして、じわじわとそれまでの英語中心の生活に戻っていきました。

今回の学び

先の予定を見越して、事前に対策を

2か月続いていた英会話習慣が途切れるとき、「この週末と来週は途切れるかもしれない」となんとなく気づいてました。そしてその予想通り、途切れてしまいました。「優先順位を考えたら、仕方なかった」が自分の言い分で、最もなところもありました。

ただ今回、習慣が失われて初めて、継続することで生まれる自信はあり、習慣が途切れることで失われる英会話筋力もある、と感じました。だから、できるものならば、できるだけ習慣を守ったほうがいい、と今回の経験を経て思いました。

そのために今後、ある程度、先の見通しを立てて、続かなそうなときは予防策を講じておくのも一つかなと感じました。例えば、これまでは25分×2回=50分の授業をとっていました。だけど、まとまった時間をとるのが難しく感じるときは、「15分を4回、食前と食後に行う」、「散歩をしているときに1回授業をする」など、方法はいろいろありそうです。また、朝の早い時間を活用することも視野に入れたいなと思いました。

最後に

習慣化していたものが途切れたとき、まず距離を詰めることが大切なのかなと思います。

そして私の場合、それらは外堀を埋めたり、5分というハードルの低いところから再開することでした。独り言をつぶやくこと、日記を英語で書くこと、きっとアプローチは人それぞれなのかなと感じます。「英会話を続ける方法」という強力なタイトルではないですが、同じような境遇の方のケーススタディになれば幸いです!

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