『化石ハンター』/小林快次著を読んで

以前、NHKの『あさイチ』というラジオ番組で恐竜学者である小林快次(よしつぐ)さんが出演されていました。そのインタビューがとても印象に残っていて、インタビューの言葉のかけらを見つけることができないかと、ある日、小林さんの本を読みました。 ...

西野亮廣著/『魔法のコンパス』を読んで

キングコング西野さんの「魔法のコンパス」を先日読み終わりました。5月に角川から出版された文庫版ではなく、2016年に主婦の友社から販売された単行本の本です。今日は感想を書いてみます。 まずどんな本かというと、ちょっと今回はAmazon...

R.J Palacio著『Wonder』を読んで

1年近く前、紀伊国屋書店の店頭にずらりと一面並べられていたこの本。少し前に読んでみたところ、折を見てまた読み返したくなるような本でした。「Wonder」には、スピンオフ的な小説「Auggie and Me」という本もあります。先日両方を読了...

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んで

若林さんの2作目「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読み終わりました。人生ではじめて紀行文を読んだのですが、おもしろかったです。キューバという国の雰囲気が伝わってきて、それが若林さんの視点でまとめられていて、笑えたりドキッとしたり...

おすすめのムック『暮らし上手の発酵食』

最近、発酵食の効能についての書籍を以前より書店で見かける気がします。 数年前、塩麹が注目されたとき、私は書店で見かけた本がきっかけで発酵食にはまりました。あれから数年が経ちますが、今も日々の生活でヨーグルトを作ったり、食事に少しずつ発酵食...

1冊で、9人の著者から考え方や基礎知識を学べる本「考える力をつくるノート」

「段取り力を手に入れたい」 「脳の働きなど、人間の特性を理解・利用しながらうまくものごとをすすめたい」 そんな風に思っていたときに、「考える力をつくるノート」を見つけました。知りたい内容に、ドンピシャな本でした。サラッと読めたけれど、参考...

若林正恭著『社会人大学人見知り学部 卒業見込』を読んで

あるとき、アマゾンでオードリーの若林さんの「社会人大学人見知り学部 卒業見込」という本を知りました。めちゃめちゃレビューがいいので気になっていたのですが、なんとなく読む機会を逃してました。 先日たまたまテレビをつけたら若林さんがMCをやっ...

「こうやって、考える」を読んで

先日、図書館で背表紙借りした本がありました。真っ白の背表紙に本のタイトルだけシンプルに「こうやって、考える」と書いてあります。本を手に取り表紙を見ると、これもまたいい感じです。 すぐ借りてしまいました。著者は知りませんでした。「外山滋...

出あえてよかった1冊『私とは何か 「個人」から「分人」へ』/平野啓一郎

「この本に出あって人生が変わりました!」 私は今までそんな本に出あったことがありませんでした。でも、今回の本は「人生を変える」は大げさですが、今のところ人生で一番ものの見方を変えてくれた本です。 かつて私は「本当の自分」を探そうとするも...

又吉直樹著『劇場』を読んで

又吉さんの『劇場』を読んだので、その感想を書いてみようと思います。先日感想文を書いた『火花』同様、ネタバレが含まれます。もし内容を知りたくない人は、戻るボタンを押してください! いいですかね。 紹介文はいつものようにAmazonから...