【見つけられてよかったもの】Kalitaの波佐見焼コーヒードリッパー HA101

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昔から靴や時計、キッチン用品などの小物が好きです。あるとき、好きなものについての投稿をしたら面白そう! と思いました。そこで、少しずつ暮らしのなかで見つけたおすすめしたいものについて書いてみようと思います。

今回は、Kalitaの波佐見焼のコーヒードリッパーについて書いてみます。このドリッパーを使い始めて、コーヒーを淹れる時間が前より断然楽しみになりました!

大好きなものですが、陶器なので重量感はあって、私自身は重量感のことが気になって買う前にかなり躊躇しました。そこでおすすめしたいものの投稿ですが、いいなと思った点はもちろん、使ってみて気になったこと、買う前・買った後の感じ方の違いなど、レビュー的視点を混ぜつつ書いてみます。先に触れると、私はコーヒーについてはそこまで詳しくないので、リブの高さが…みたいな話は書いていません。ごめんなさい…。

Kalitaの波佐見焼ドリッパーは4種類あるようですが、投稿は1~2人用のHA101についてです。

 

いいなと感じたところ

デザイン

清潔感のある白に、細めのリブの線。シンプルだけどスタイリッシュな感じに、一目惚れでした。

Made in Japanの波佐見焼

デザインのかっこよさが興味を持つきっかけでしたが、日本製であるということも買いたいと思ったポイントだったと思います。

波佐見焼とは、長崎県波佐見町で焼かれた焼き物です。長崎県窯業技術センターのHPにアップされている資料によると、波佐見町の和食器出荷額は国内全体の13%に及び、長崎県下では最大だそうです。全国に視点をうつすと、和食器出荷額のシェアは全国3番目の実績を誇っており、波佐見町の就労人口の約4割は窯業関係の仕事をしているということで、焼き物の町であることがわかります。

陶器というと、職人が最初から最後まで一貫して生産するイメージがありました。でも波佐見焼では分業体制がとられており、石膏で陶器の型を作る作業、石膏をもとに陶器を作る作業、陶器に染付をする作業などなど、わかれているそうです。Kalitaの波佐見焼特集ページでは、分業体制の話をはじめ、波佐見焼の歴史、ドリッパーの製作段階の話がまとめられています。商品の舞台裏の話を知ることができ、読んでいて面白いです。

また、今回のドリッパーとは関係はないですが、波佐見焼についてこんな動画もあって、分業体制ならではだなあ~と興味深かったです。

管理しやすい

波佐見焼のドリッパーを使う前は、プラスチックのドリッパーを使っていました。プラスチックは軽く割れないので管理しやすい反面、ゴシゴシ洗えば傷もつきやすいです。私が使っていたものはリブの間隔が狭く、ドリッパーのいたるところに凹凸がありました。そのためとても洗いにくく、一度コーヒーのしぶがついてしまうと面倒でした。

それに対してこのドリッパーは、リブの間隔が適度で、凸凹感もほどほどで洗いやすい。透明感のある白だから、汚れが気になる部分があったらすぐに気づいて手入れしやすいのもよかったです。

 

気になった点

重さと厚さ

いずれの点も陶器なので仕方ないですが、プラスチックのドリッパーを使っていたときは気にしなかった点なので、一応触れておきます。

ドリッパーの重量は270グラム。使い始めたときは、ドリッパーを持つとマグカップを持ったような感覚がしました。自宅にあるモスバーガーのマグカップは215gだったので、やはりマグカップ程度の重量感はあります。

また、ドリッパーを温めるのにも時間がかかります。プラのドリッパーを使っていたときはマグカップと一緒にときどき温めていましたが、替えてからはマグカップだけを温めるようになりました。

KalitaのHPではドリッパーの薄さが強調されているのですが、はじめに使っていたのがプラスチックということもあって、あまり薄さは意識しませんでした(もしかしたら、陶器ドリッパーのなかでは薄めに入るのかもしれません)。

 

使う前と使った後、感じ方の違い

買う前に一番気になったことは重量感で、レビューを見ても「重い」という言葉が目立っていました。私はプラスチックのドリッパーの軽さに慣れていたので、重いドリッパーを使う気になるのだろうかと、買うのに躊躇しました。それに輪をかけるように値段も高い。最終的には勢いで買ったのですが、使って5カ月たっても重さは意識します。

でも重いから、割れる心配があるからこそ、大切にするようになりました。それに気に入っているから、はじめにも書いた通り、コーヒーを淹れる時間が楽しみになりました。買った初期のころは使いながら「やっぱいいなあ」とつぶやいていたり、使えるのがうれしくてにやけていたり…。自分の気に入っているものを使うことってこんなに大切なんか! と思い知った瞬間だった気がします。

それに、プラスチックドリッパーを使っていたときに煩わしかったキズやコーヒーの着色の心配がなくなりました。一長一短です。

ただ、もし重量感が気になる場合は、実物をリアル店舗などで見た方がよいのかもとは感じます。私自身は、実際に見て触っても10分くらい迷ってしまいましたので…。

 

最後に

よいところ、気になる点の両方について触れたため、おすすめしたいものについての投稿なのに、どっちなの感があります。でも、好きなものでも「ここは気になるな」ということも往々にしてあったりします。なので、今回はあえて両方について触れてみました。

プラスチックのドリッパーは300円ちょっとで買えるので、「ドリッパーに2000円かあ…」と買う前はだいぶ躊躇しましたが、今は買ってよかったと思っています。重かったり、値段が高かったりということは、生活に与えてくれるうれしさ、楽しさと天秤にかけたら、私にとってはそんなに重要なことではなかったです。

ドリッパーを探している人がいたら、是非選択肢の一つにおすすめです! 読んでくださってありがとうございました。

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